里山とは

出典:国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)公式Webサイト

里山(Satoyama)は日本発の概念ですが、ヨーロッパにおいても強い共鳴を生んでいます。それは自然と人間が共進化してきた景観であり、その資源と管理方法には、自然と文化の深い結びつきや知恵が反映されています。

一般には「里山」と呼ばれていますが、科学的な観点からは、人と自然の相互作用によって生物多様性が維持または向上しつつ、人間の生活に必要な財やサービスが提供されるような地域は「社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)」と呼ばれます。